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年末年始におすすめの「年記」

普段、私は日記は書いていないのですが、年末年始にその年を振り返る「年記」的なものを書いています。かれこれ10年間くらい。1月から12月までをざっくり振り返りながら、その時期、仕事で、プライベートでどんな気持ちだったかを赤裸々に綴ります。あくまで自分用なので、公開はしないですが、そのぶん長期的に保存ができる媒体に記録しておきます。自分の場合は、google doc上に残していますね。

これをやると何がいいかと言えば、ちょうどいい分量で後から客観的に振り返れるんです。日記を毎日つけたとしても、それを総体として振り返るのは実は相当時間がかかります。「年記」は一年を800字〜2000字くらいの1記事で書いちゃうので、30分あれば10年分を振り返れます。

で、振り返ってわかるのは、まず「自分は同じ思考パターンをしてるな」ということです。自分の場合は「仕事でリーダーシップをとれなかったから、来年は意識的にリーダーになっていく」「女性関係に時間をさくことはやめる」みたいなことを毎年書いています(笑)。客観的に自分の思考パターンに気づけるというのは、同じ罠に引っかかりにくくなるということです。「なぜ毎年同じようなことを課題に捉えているのか」という一つレイヤーの高い問いを設定できるので、その課題に対して、新しいアプローチを試せる可能性が高まります。

あと、「年記」を書くと面白いのは、たいてい年のある瞬間に、ガラッと流れが変わる瞬間が来ることが分かることです。それは予想しなかった環境の変化・意識の変化が大きいです。ある年は異動で、ある年は恋人で、ある年は人との出会いで、ガラッと変わります。そしてその前後の文脈を分析してみると、自分自身にそれを受け入れる側面があったことが分かります。たとえば、「今の仕事にどこか飽きているところがあるが故に、外部からのオファーに積極的に応じた」みたいな因果関係が振り返ったときにわかるわけですね。「年記」を長いこと書いていると、そういう風に自分の成長パターンも把握できます。

「一年の振り返り・来年の展望」で終わるのではなく、10年単位で続ける前提で「年記」を書くことで、ある程度自分の長期的意志をコントロールできる気がします。そこらへんの占いに頼るよりも確実に。私の場合は、2016年は非常に主体的に結果を出し続けられた年だと総括しました。そして、その次に来るステージは「飽き」と「環境変化」だとパターン化されています。で、失敗するパターンは、「変化に意気込みすぎること」だという分析もあるので、これまでのものを大切にしながら、徐々に変化にシフトしていく戦略を2017年は取ろうと思っています。

それではみなさん2016年おつかれさまでした。2017年もよろしくお願いします。